<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>糖尿病の薬とその種類　基本が知りたい</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/atom.xml" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010-08-08://100</id>
    <updated>2011-03-28T14:10:09Z</updated>
    <subtitle>糖尿病の薬とその種類や特徴について、どれくらいご存知でしょうか。近年は新薬の開発も進み、今後の糖尿病治療にあらたな展開が期待されています。薬を利用する側として知っておきたい、糖尿病薬にかかわる基礎知識を整理しました。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Open Source 4.1</generator>

<entry>
    <title>糖尿病の薬　服薬前に知っておきたいこと</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.294</id>

    <published>2010-08-15T08:07:17Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:10:09Z</updated>

    <summary>現在、糖尿病の薬は「高血糖の治療に使われる薬」と「糖尿病性合併症の治療に使われる...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br />現在、<strong>糖尿病の薬</strong>は「<strong>高血糖の治療に使われる薬</strong>」と「<strong>糖尿病性合併症の治療に使われる薬</strong>」に、大きく分類されます。<br /><br /><br />このうち「<strong>高血糖の治療に使われる薬</strong>」は、<strong>高くなっている血糖を下げる</strong>ことを目的とする「<strong>経口血糖降下薬</strong>」と、<strong>インスリン製剤を患者が直接注射して補充</strong>する「<strong>インスリン療法</strong>」があります。<br /><br /><br /><strong>糖尿病患者の9割以上を占める2型糖尿病</strong>においては、このうち<strong>経口薬（飲み薬）による治療が中心</strong>となります（経口薬が使えない場合など、<strong>「インスリン療法」が行われる場合も</strong>あります）。<br /><br /><br /><strong><br />経口血糖降下薬の作用</strong>は、「<strong>インスリンの分泌を促す</strong>」「<strong>インスリン抵抗性を改善する</strong>」「<strong>糖の吸収を遅らせ、食後の高血糖を抑える</strong>」という、<strong>3つのタイプ</strong>に分類されています（<a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-2.html">経口血糖投下薬　その分類と薬の種類 </a>ご参照）。<br /><br /><br /><img style="float: right;" title="糖尿病 薬 種類 飲み方" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dbmed1.jpg" alt="糖尿病 薬 種類 飲み方" width="135" height="190" />糖尿病の薬で何を使うかは、医師の診断のもと患者の糖尿病の症状にあわせて決められていくことになりますが、<strong>基本的には血中インスリンや肥満度の測定などを行ったのちに、薬の種類を決めて少量から投与していく</strong>ことになります。<br /><br /><br />ほかにも、普段の食事回数や食事量や、本人がどのくらいの間隔で通院が可能かなどの<strong>個人的な状況</strong>が、薬を選択するための判断材料となります。<br /><br /><br />その後は<strong>血糖値</strong>や、一定期間の平均血糖値をはかる指標となる「<strong>ヘモグロビンA1C</strong>」の改善の状況などをみながら、薬の効果を判断していきます。<br /><br />患者が<strong>糖尿病の他に持病</strong>を有していることもあるため、<strong>投薬による副作用の可能性</strong>も事前に慎重に検討されることは当然です。<br /><br /><br /><strong>薬の効き方にも個人差がある</strong>ため、そのまま量を増減しながら同じ薬を使い続けることもあれば、薬を追加したり、あるいは薬を別のものに変更することもあります。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />もちろん一種類の薬だけでなく、医師の指示のもと、<strong>作用の異なるいくつかの治療薬が併用されることも</strong>あります。<br /><br /><br />薬を飲む側として注意しておきたいのは、<strong>薬の服用回数や服用量などが、そもそもある程度の規則的な生活を想定し、そのような状態の血糖値をベースとして決められている</strong>点です。<br /><br /><br />現在の糖尿病治療の中心は<strong>基本的に食事療法と運動療法であり、薬物療法は補助的に位置づけ</strong>られています。<br /><br />（なお<strong>糖尿病の食事療法</strong>については、姉妹サイト「<a href="http://dietfordiabetes.mikagi.com/" target="_blank">糖尿病の食事 この知恵が効く</a>」、<strong>運動療法</strong>については「<a href="http://exercisecurefordm.lukora.com/" target="_blank">糖尿病と運動 実行のポイントとコツ</a>」を、それぞれご参照ください。）<br /><br /><br />そのことは、投薬による効果として<strong>想定する血糖値の水準は、現在の食事と運動によってもたらされている血糖値をモノサシとして判断される</strong>ことになる、という意味も含んでいるのです。<br /><br /><br />言い換えれば、日々食べたり食べなかったりして<strong>不規則に暴飲暴食を続けている糖尿病患者には、効果のある薬を処方しようにも、できるものではありません</strong>。<br /><br />拠って立つ前提条件が不安定である以上は、<strong>薬を処方した結果としての効果がうまく測れないから</strong>です。<br /><br /><br /><strong>薬物療法の前にまず、食事・運動・睡眠などにかかわる生活習慣を改める</strong>ところから、医師からきびしく申し渡されるはずです。<br /><br />ことは患者本人の生命と、これからの生活の質にかかわることだからです。<br /><br /><br />とくに<strong>何種類かの薬を並行的に飲んでいる場合</strong>は、毎日のことである以上、どうしてもひとつふたつ<strong>飲む薬が欠けたり、あるいは飲み忘れたり</strong>といったことが起こり得ます。<br /><br /><br />このようなときに、勝手に飲む分を減らしたり増やしたり、あるいは次の食事のときに飲み忘れた分をまとめて飲むなど<strong>自己流でつじつまを合わせようとすることは、薬の効きそのものを悪くするのみならず、場合によっては低血糖などにつながる</strong>恐れのある、危険な行為にもなります。<br /><br />（低血糖については <a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-1.html">低血糖の症状と原因　薬物療法との関係</a> もご参照ください）<br /><br /><br />万一その薬が効かなかった場合は、<strong>指示通りの服用をしたうえで効かなかったのか、あるいは薬を飲んだり飲まなかったりの結果として効かなかったのかでは、医師が続く処置を決めるための前提が変わってくる</strong>からです。<br /><br /><br />糖尿病の薬は、「<strong>投薬時に決められた服用法をきちんと守って、はじめて効果が得られるもの</strong>」<strong>という自覚を、強く持つ</strong>ことが大切です。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>低血糖の症状と原因　薬物療法との関係</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-1.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.295</id>

    <published>2010-08-14T07:56:23Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:11:26Z</updated>

    <summary>糖尿病の薬物療法においては、「低血糖」についての知識を持っておく必要があります。...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br /><strong>糖尿病の薬物療法</strong>においては、「<strong>低血糖</strong>」についての知識を持っておく必要があります。<br /><br /><br />なぜなら<strong>低血糖はほとんどの場合、糖尿病の薬物療法を受けている</strong>方、すなわち<strong>血糖降下薬を服用中であったり、インスリン注射を受けている患者の方に起きる症状</strong>だからです。<br /><br />（だからといって、低血糖になるのがイヤだから必要な薬物治療を受けないというのは、まさしく本末転倒です。）<br /><br /><br />「<strong>低血糖</strong>」は、読んで字のごとく「<strong>血糖値が低くなりすぎる</strong>」症状で、具体的には<strong>血糖値が60mg/dl以下</strong>になった場合を指します。<br /><br />ちなみに<strong>健康な人の血糖値</strong>は<strong>空腹時で70～110mg/dl</strong>で、<strong>食事を7～8時間とらずにいたとしても60mg/dlを切ることはありません</strong>。<br /><br /><br /><img style="float: right;" title="低血糖 糖尿病 薬物療法" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dbmed2.jpg" alt="低血糖 糖尿病 薬物療法" width="190" height="135" /><strong>低血糖の初期段階</strong>では、血糖の低下に対して交感神経が興奮することによる<strong>冷や汗や動悸、頭痛や異常な空腹感など</strong>の症状を自覚します。<br /><br /><strong><br />血糖値が30mg/dlを下回る</strong>ほどに症状が重くなると、大脳や脊髄など中枢神経のはたらきが低下するため、<strong>けいれん、ひいては昏睡状態</strong>を起こすことがあります。<br /><br />重い症状の低血糖を放置したまま時間がたつと、<strong>最悪の場合は脳や中枢神経の障害、脳死や心筋梗塞による突然死につながる可能性も</strong>あります。<br /><br /><br />低血糖は一般に<strong>食事をとってからかなり時間がたった段階、多くの場合食事の直前</strong>に起こりがちです。<br /><br />冷や汗や動悸、体のふるえなど<strong>低血糖の初期症状のサインがでた段階で、ブドウ糖や砂糖など糖質をすばやく補給</strong>すれば、10分程度で症状が収まってきます。<br /><br /><br />ただし糖質を補給したにせよ、それが<strong>身体に吸収されて脳に到達するまでに多少の時間が必要</strong>です。<br /><br />さらに<strong>状況によっては初期治療が間に合わず、いきなり低血糖による昏睡を起こして倒れるケースも</strong>あります。<br /><br />このような事態においては医療機関においてブドウ糖液を注射してもらわなくてはならず、<strong>倒れた段階で周囲に人がいないときは、大変なことにもなりかねません</strong>。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />また低血糖の初期症状のなかに、<strong>軽い胸の痛みや精神的な脱力感・気分的な落ち込みなど、糖尿病の一症状となかなか気づきにくい・見分けがつきにくいものが潜んでいる</strong>点もやっかいです。<br /><br />夜に寝ている時などにこれら低血糖の症状が起きた場合は、<strong>自分自身ですらそれと気づきにくく、どうしても手当てが遅れがち</strong>になります。<br /><br /><strong>夜間や明け方の低血糖の発症率が、日中より数十倍高いとする研究報告も</strong>あるそうです。<br /><br /><br /><strong>低血糖になる要因は、食事・運動・薬のそれぞれにおいて存在</strong>します。<br /><br />「<strong>食事を抜く</strong>」「<strong>食事時間や食事間隔の大きな遅れ</strong>」「<strong>ふだん以上に多く運動したことによる、ブドウ糖の過剰消費</strong>」などが、原因の上位を占めています。<br /><br /><br /><strong>糖尿病の薬</strong>に関しては、<strong>服用量や服用のタイミングをあやまった</strong>場合に加えて、たとえ<strong>医師の指示どおり服用した場合でも前後の食事内容や食事時間をいい加減に扱うことによって、低血糖が起きるケースも</strong>少なくありません。<br /><br /><br />また、<strong>他に持病を有して</strong>いてそのための治療薬も服用している場合、<strong>それらの薬の成分中に、血糖値に影響を及ぼすものが含まれている</strong>ことがあります。<br /><br />医師はそれらも考えたうえできめ細かな調整を行うはずですが、<strong>肝心の患者が勝手な自己判断によってその配慮を台なしにしてしまっては、元も子もありません</strong>。<br /><br /><br />以上、薬物治療の大切さ、そして<strong>薬物治療が食事療法や運動療法ときわめて密接にリンクしている</strong>ことが、低血糖という症状を通じておわかりいただけると思います。<br /><br /><br />なお低血糖の症状を未然に防ぐためには、<strong>患者が自分自身で血糖値の測定を行う</strong>ことが大切とされています。<br /><br /><strong>家庭用の自己血糖測定器</strong>もいくつか市販されていますが、まずは<strong>自分の場合はどうしたらよいかを、担当医に相談</strong>してみましょう。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>経口血糖投下薬　その分類と薬の種類</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-2.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.298</id>

    <published>2010-08-13T12:12:55Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:14:05Z</updated>

    <summary>2型糖尿病で使われる「経口血糖投下薬」は、血糖値を下げるために使われる点では同じ...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br /><strong>2型糖尿病</strong>で使われる「<strong>経口血糖投下薬</strong>」は、<strong>血糖値を下げるために使われる</strong>点では同じですが、<strong>薬の作用の違いによっていくつかに分類</strong>されます。<br /><br /><br />（1）すい臓の&beta;細胞を刺激して、インスリンの分泌を促すことで血糖値を下げる「<strong>インスリン分泌促進薬</strong>」<br /><br />　　- <strong>スルホニル尿素薬（SU薬）<br /></strong>　　- <strong>速攻型インスリン分泌促進薬</strong><br /><br /><br />（2）インスリンは血液中にあるが効きにくい状態の場合、その原因を取り除き、インスリン感受性を良くして血糖値を下げる「<strong>インスリン抵抗性改善薬</strong>」<br /><br />　　- <strong>ビグアナイド薬（BG）</strong><br />　　- <strong>チアゾリジン薬<br /></strong><br /><br />（3）食事後に、腸で糖質がブドウ糖に分解されるときの酵素のはたらきを抑えることで、食後の血糖値が急激に上昇するのを抑える「<strong>食後高血糖改善薬</strong>」<br /><br />　　- <strong>&alpha;-グルコシダーゼ阻害薬</strong><br /><br /><br />上記（1）～（3）の分類からどのタイプの薬を使うかは、患者の糖尿病の特徴にあわせて医師が決めます。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />たとえば、肥満の患者や過食傾向のある患者で、インスリンの効きが悪い場合に「インスリン抵抗性改善薬」が処方されることがあります。<br /><br />またインスリンの分泌機能が失われてはいないものの、その分泌が悪く血糖コントロールがよくない場合には、「インスリン分泌促進薬」を処方するケースもあるでしょう。<br /><br /><br />このように、<strong>症状と検査結果に応じて薬が使い分けられる</strong>ことになります。<br /><br /><br /><img style="float: right;" title="糖尿病 血糖投下薬" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dhmed3.jpg" alt="糖尿病 血糖投下薬" width="135" height="190" /><a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post.html">糖尿病の薬　服薬前に知っておきたいこと</a> でも記したように、患者の症状や病状の変化によって<strong>投薬の量を増減したり、作用の異なる薬を併用する</strong>ことがあります。<br /><br /><br />2型糖尿病においては、<strong>インスリン分泌機能に障害があってしかもインスリンが効きづらいという、混合型の症状を呈していることも珍しくない</strong>からです。<br /><br /><br />上記の分類の中にそれぞれ何種類かの製品が属していますが、それらは「<strong>一般的な製品名</strong>」で呼ばれることもあれば、「<strong>開発・販売した製薬会社の商品名</strong>」で呼ばれることもあります。<br /><br /><br />同一成分の薬であっても<strong>商品によって成分の含有量は異なりますし、想定される作用時間が異なる</strong>ことも多いので、その点は注意が必要です。<br /><br /><br /><a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-3.html">次のコラム</a>から、上記（1）～（3）それぞれの概要について説明していきます。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「インスリン分泌促進薬」の作用と、服用の注意点</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-3.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.299</id>

    <published>2010-08-12T12:25:26Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:17:34Z</updated>

    <summary>経口血糖投下薬　その分類と薬の種類 でご紹介したうちのひとつ、「インスリンの分泌...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br /><a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-2.html">経口血糖投下薬　その分類と薬の種類</a> でご紹介したうちのひとつ、「<strong>インスリンの分泌促進薬</strong>」について説明します。<br /><br /><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><span style="color: #800080;">（1）</span></strong></span><span style="color: #800080;"><span style="text-decoration: underline;"><strong>スルホニル尿素薬（SU薬）<br /></strong></span></span><br /><br /><strong>経口血糖降下薬のなかでもっとも古く、そして多くの患者に用いられている</strong>のが、この「<strong>スルホニル尿素薬</strong>（<strong>SU薬</strong>）」です。<br /><br /><br /><img style="float: right;" title="糖尿病 インスリン分泌促進薬" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dbmed7.jpg" alt="SU薬" width="116" height="175" />日本では現在、多くのSU薬が使われています。<br /><br />使われ始めたのがおよそ50年前のため、<strong>第1世代～第3世代の今日まで、相当数のSU薬が商品化</strong>されています。<br /><br /><br />第1世代の最初の薬であり、<strong>SU薬のなかでもっとも作用がおだやか</strong>とされる「<strong>トルブタミド</strong>（製品名 <strong>ヘキストラチノン</strong>）」から、<strong>インスリン分泌作用とインスリン抵抗性改善作用をあわせ持ち、第3世代のSU薬の代表格</strong>とされる「<strong>グリメピリド</strong>（製品名 <strong>アマリール</strong>）」にいたるまで、<strong>それぞれの製品ごとに特徴</strong>を有しています。<br /><br />また<strong>作用時間も、それぞれの製品で異なって</strong>います。<br /><br /><br />SU薬は主に<strong>すい臓の&beta;細胞を刺激</strong>して、<strong>インスリンの分泌を促すことにより血糖を下げる</strong>はたらきをします。<br /><br />したがって、SU薬は<strong>すい臓にインスリンを分泌する能力がまだ残っている場合に使われる</strong>薬です。<br /><br /><br />なお、<strong>腎機能・肝機能に障害がある患者に対しては使用されません</strong>。<br /><br /><br /><strong>経口血糖降下薬のなかで血糖値を下げる作用がもっとも強力で、その作用も長時間</strong>にわたって続きます。<br /><br />服用は<strong>通常一日に1～2回、原則として食前に服用</strong>します。<br /><br /></p>]]>
        <![CDATA[<p><br />SU薬は血糖を下げる作用が強いことから、<strong>服用者は空腹時などに<a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-1.html">低血糖</a>を起こすことがある</strong>ので、注意が必要です。<br /><br />服用によってインスリン分泌が増加するため、<strong>ブドウ糖が脂肪となって蓄積することにより、体重が増加することがあります</strong>。<br /><br /><br />ちなみに<strong>SU薬を長く服用している患者</strong>においては、<strong>しだいに薬の効きが低減してくる場合がある</strong>とされています。<br /><br />このようなケースでは、<strong>他の薬への切り替えや併用</strong>が検討されることになります。<br /><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #800080;">（2）速攻型インスリン分泌促進薬<br /></span></span></strong><br /><br />スルホニル尿素薬（SU薬）と同様に、<strong>すい臓の&beta;細胞にはたらきかけてインスリンの分泌を促す薬</strong>ですが、<strong>その効き方が速い点が特長</strong>です。<br /><br />「<strong>速攻型</strong>」と言われるゆえんです。<br /><br />したがって、<strong>食後の高血糖を抑えるのにも有効</strong>です。<br /><br /><br />「<strong>ナテグリニド</strong>（製品名 <strong>ファスティック</strong>/<strong>スターシス</strong>）」「<strong>ミチグリニド</strong>（製品名 <strong>グルファスト</strong>）」があります。<br /><br /><strong>作用時間が短い</strong>ために、<strong>次の食事前に低血糖を起こしにくく</strong>なっています。<br /><br />なお、<strong>SU薬との併用はできません</strong>。<br /><br /><br /><strong>毎回の食事の直前（10分以内）に必ず服用する</strong>必要があります。<br /><br /><br />服用から食事までの<strong>時間間隔があまり空くと、低血糖を起こす可能性</strong>があります。<br /><br />また<strong>食後に服用した場合は、ほとんど効果が得られません</strong>。<br /><br /><br /><strong>副作用</strong>として、<strong>腹痛や腹部膨満感</strong>が起こる場合があります。<br /><br />SU薬と同様に、<strong>腎機能・肝機能に障害がある患者には使用されません</strong>。<br /><br /><br />引き続き、<a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-4.html">「インスリン抵抗性改善薬」と「食後高血糖改善薬」</a>&nbsp;について説明します。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「インスリン抵抗性改善薬」と「食後高血糖改善薬」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-4.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.300</id>

    <published>2010-08-11T05:02:18Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:19:09Z</updated>

    <summary>インスリン分泌促進薬につづいて、経口血糖投下薬　その分類と薬の種類 でご紹介した...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br /><a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-3.html">インスリン分泌促進薬</a>につづいて、<a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-2.html">経口血糖投下薬　その分類と薬の種類</a> でご紹介した「<strong>インスリン抵抗性改善薬</strong>」、そして「<strong>食後高血糖改善薬</strong>」について説明します。<br /><br /><br />●<strong><span style="color: #339966;">インスリン抵抗性改善薬</span></strong><br /><br /><br /><img style="float: right;" title="糖尿病 食後高血糖改善薬" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dbmed5.jpg" alt="インスリン抵抗性改善薬&quot;" width="180" height="132" /><strong>インスリンをすい臓から出すのをうながす「インスリン分泌促進薬」</strong>に対して、<strong>インスリンの感受性を良くして効率よくはたらくようにするのが、「インスリン抵抗性改善薬」</strong>です。<br /><br /><br /><strong>2型糖尿病</strong>の患者には、<strong>肥満</strong>のためインスリンが効きづらい（<strong>インスリン抵抗性が強い</strong>）タイプが多く、「<strong>インスリン抵抗性改善薬」が処方</strong>されるケースが多くあります。<br /><br /><strong><br />インスリンの分泌を促す薬ではない</strong>ので、この薬だけの摂取によって低血糖が起きることはほとんどありませんが、<strong>他の薬と併用されることは珍しくありません</strong>。<br /><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #993366;">（1）ビグアナイド薬（BG）<br /></span></span></strong><br /><br />主に<strong>肝臓</strong>に作用して、<strong>肝臓でブドウ糖が余分に作られるのを抑えます</strong>。<br /><br />また、<strong>小腸</strong>で食物から分解された<strong>ブドウ糖の吸収を妨げるはたらき</strong>もあります。<br /><br />インスリン抵抗性が強い患者に適した薬です（製品名は「<strong>グリコラン</strong>」「<strong>メルビス</strong>」「<strong>メデット</strong>」「<strong>ジベトスB</strong>」）。<br /><br /><br />通常は主に<strong>食後、一日2～3回の服用</strong>となります。<strong>作用時間は6～14時間程度</strong>です。<br /><br />食欲を多少抑えるはたらきがあり、<strong>肥満や過食傾向の患者に有効とされ、服用中は体重が増えにくくなる点が特徴的</strong>です。<br /><br /><strong>腎臓や肝臓・心臓や肺に重い機能障害や合併症がある患者</strong>に対しては使用されません。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #993366;">（2）チアゾリジン薬</span></span></strong><br /><br /><br /><strong>脂肪細胞にはたらいてインスリン抵抗性を改善し、血糖値を下げる</strong>効果があります（製品名は「<strong>アクトス</strong>」）。<br /><br /><br />通常は<strong>食前か食後、一日1回</strong>の服用となります。<strong>作用時間は20～24時間程度</strong>。<br /><br /><strong>内臓脂肪の多い患者</strong>や<strong>高血圧の患者</strong>の治療にも、効果的とされます。<br /><br /><br />その一方副作用として、<strong>体内の水分が増えて「むくみ」を起こし心臓に負担</strong>をかける、また<strong>皮下脂肪が増えることによる体重増加</strong>が起こりえます。<br /><br /><strong><br />内臓脂肪が減る反面、皮下脂肪が増加する可能性がある</strong>わけで、そのためこの薬を服薬している間は、食事療法の徹底を指導されることになります。<br /><br /><br /><strong>チアゾリジン薬は肝機能や心血管機能に影響を与える可能性が高いため、その使用は慎重に検討され、投与後も注意深い経過観察</strong>が行われます。<br /><br /><strong>心不全や重い肝機能障害・腎機能障害の患者</strong>に対しては使用されません。<br /><br /><br />●<strong><span style="color: #339966;">食後高血糖改善薬（&alpha;-グルコシダーゼ阻害薬</span></strong>）<br /><br /><br />上で述べたような、<strong>インスリンの分泌や作用に影響を及ぼす薬ではありません</strong>。<br /><br />食物中のでんぷんは分解され、<strong>ブドウ糖が小腸に吸収されますが、このときにはたらく酵素（&alpha;-グルコシダーゼ）のはたらきを抑えて、食後血糖値が急上昇するのを抑える</strong>薬です。<br /><br />したがって「<strong>&alpha;-グルコシダーゼ阻害薬</strong>」とも呼ばれます（製品名は「<strong>グルコバイ</strong>」「<strong>べイスン</strong>」「<strong>セイブル</strong>」）。<br /><br /><br />食事前から血糖値が高い患者には十分に効果が発揮できませんが、<strong>食事前は正常ながら食事後に血糖値が急上昇しやすいタイプの患者</strong>には適した薬です。<br /><br /><br />この薬はその性質上、<strong>服用が食事の直前に限られます</strong>。<br /><br />食後の服用は効果がありません。<strong>作用時間は1～3時間程度</strong>です。<br /><br /><br />とくに飲み始めの副作用として、<strong>腹部膨満感</strong>があらわれることがあります。<br /><br /><strong>肝臓への影響も強い</strong>ため、定期的な<strong>肝機能検査</strong>も必要です。<br /><br /><br />またこの薬単独の使用で低血糖はまず起きませんが、<strong>他の薬と併用されることが多い</strong>ためその点で注意が必要です。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>新たな治療薬「DPP-Ⅳ阻害薬」「GLP-1受容体作動薬」とは</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/dppglp1.html" />
    <id>tag:antidiabetictypes.cequoi.com,2010://100.301</id>

    <published>2010-08-10T02:53:15Z</published>
    <updated>2011-03-28T14:21:42Z</updated>

    <summary>近年、すい臓への負担をかけず、しかも低血糖や体重増加などのリスクを大きく減らした...</summary>
    <author>
        <name>windward</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://antidiabetictypes.cequoi.com/">
        <![CDATA[<p><br /><img style="float: right;" title="糖尿病 食後高血糖改善薬" src="http://antidiabetictypes.cequoi.com/dbmed6.jpg" alt="インスリン抵抗性改善薬&quot;" width="132" height="180" />近年、すい臓への負担をかけず、しかも低血糖や体重増加などのリスクを大きく減らした<strong>新しい作用の経口血糖降下薬</strong>がいくつか開発中となっており、糖尿病治療の今後の進展に、期待が寄せられています。<br /><br /><br />日本でもすでに承認され発売されている製剤がありますが、ここでは<strong>新薬の基本的な特徴</strong>について説明します。<br /><br /><br /><strong>食べ物が小腸など消化管を通るときに分泌されるホルモン</strong>がありますが、これらの<strong>ホルモンがすい臓の&beta;細胞と結合してインスリンの分泌を促す</strong>ことが、研究が進むにつれてわかってきました。<br /><br /><br />それらのホルモンは、総称して「<strong>インクレチン</strong>」と呼ばれています。<br /><br /><br /><strong>糖尿病になると、この「インクレチン」のインスリン分泌を促す効果が弱まる</strong>ことがわかりました。<br /><br />それならば<strong>「インクレチン」を「外からおぎなう」</strong>、あるいは「<strong>その弱まったはたらきを活性化する」</strong>ことによって、<strong>インスリン分泌力を再び高めることができるのではないか</strong>&hellip;と考えられるようになったわけです。<br /><br /><br />「<strong>インクレチン</strong>」には、「<strong>GIP</strong>」や「<strong>GLP-1</strong>」など<strong>いくつかの種類</strong>があります。<br /><br />「<strong>GLP-1</strong>」は、<strong>すい臓に作用するためには高血糖状態が必要</strong>なため、<strong>血糖値が正常なときはその作用が抑制され低血糖を起こさない</strong>という、好ましい性質を有しています。<br /><br />また<strong>インスリンの分泌を促す効果も、「GIP」よりも「GLP-1」のほうが強い</strong>ことが明らかになっています。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />したがって、インクレチンのなかでも「GLP-1」への注目度が高まっているのですが、この<strong>「GLP-1」は、分泌されてもすぐに分解されて消失してしまう</strong>という特性をもっています。<br /><br /><br /><strong>「GLP-1」を分解してしまう酵素</strong>は「<strong>DPP-Ⅳ</strong>」と呼ばれていますが、この<strong>「DPP-Ⅳ」のはたらきを抑えることによって「GLP-1」の分解を防ぎ、インクレチンの血中濃度を高めようとする</strong>のが、「<strong>DPP-Ⅳ阻害薬</strong>」なのです。<br /><br /><br />「<strong>DPP-Ⅳ阻害薬</strong>」は複数申請中ですが、<strong>日本では「シタグリプチン」</strong>が認可され、<strong>2009年12月から発売</strong>されています。<br /><br /><br />もうひとつの「<strong>弱まったインクレチンのはたらきを活性化する</strong>」薬については、<strong>皮下注射によって「GLP-1」と構造がよく似た物質を投与</strong>する&rdquo;<strong>GLP-1の注射製剤</strong>&rdquo;があります。<br /><br /><br />これは医学的には「<strong>GLP-1受容体作動薬</strong>」と呼ばれています。<br /><br />国内では、すでに<strong>GLP-1受容体作動薬</strong>「<strong>リラグルチド</strong>」が承認され、<strong>2010年6月から発売</strong>されています。<br /><br /><br />現在、<strong>「DPP-Ⅳ阻害薬」と「GLP-1受容体作動薬」のいずれについても、海外の製薬メーカーが複数の製剤を開発中</strong>であり、そのいくつかが<strong>数年以内に新薬として日本国内の市場にもでてくる</strong>とみられています。<br /><br /><br />国内では<strong>これらの新薬にも保険が適用</strong>されており、糖尿病患者としては今後の治療の選択肢が増えることに期待が高まりますが、一方で<strong>市場に出たばかりの新薬でもあり、治療現場においては慎重な取り扱いがなされているのが現状</strong>です。<br /><br /><br />とくに<a href="http://antidiabetictypes.cequoi.com/2010/08/post-3.html">SU薬</a>など<strong>他の糖尿病治療薬と併用</strong>する場合は<strong>副作用の可能性</strong>もあり、<a href="http://www.nittokyo.or.jp/index.htm" target="_blank">日本糖尿病協会</a>では、医療機関に向けた使用にかかわる通達を適宜出しています。<br /><br /><a href="http://www.nittokyo.or.jp/kinkyu_incretin100408m.html" target="_blank">【医療従事者向け】「インクレチンとSU薬の適正使用について」（日本糖尿病協会）<br /></a><br /><br /><br />これらの薬の服用を許可されない場合もあるため、<strong>治療にかかわる状況となった場合には、医師からよく説明を受ける</strong>必要があります。</p>]]>
    </content>
</entry>

</feed>

